夫婦の倦怠期チェックリスト【夫用12項目】どこからが危険水域か

「夫婦 倦怠期 チェック」で検索すると出てくる診断は、なぜかカップル向けの使い回しが多い。「デートがマンネリ化していませんか?」って、結婚9年目にデートの概念がまずない。

なので、既婚の夫用に作り直しました。元になっているのは自分の結婚6〜9年目の実地データと、同じ状況の夫たちの相談(知恵袋・発言小町等)を読み込んで拾った頻出パターンです。専門家の診断ではないので、あくまで自己点検用として。

チェックリスト(夫用12項目)

正直に付けてください。誰にも見せないものなので。

A群: 状態のチェック

  1. 妻と二人きりのリビングで、沈黙が「気まずい」
  2. 会話の9割が子ども・金・家の用事(業務連絡)
  3. 妻の今日の服装・髪型を、見ていない(思い出せないではなく、視界に入れていない)
  4. 帰宅前、家に入る直前に小さく息を整える瞬間がある
  5. 妻の長所を3つ、10秒以内に言えない

B群: 行動のチェック

  1. 休日、家にいるのに別々の部屋で過ごす時間が大半
  2. 妻より先に寝る・遅く寝るを、無意識に調整している
  3. 夫婦の写真を最後に撮ったのが1年以上前(子どもの写真は除く)
  4. 「ありがとう」を最後に言った日を思い出せない

C群: 感情のチェック

  1. 妻の食べ方・話し方など、昔は気にならなかった癖に嫌悪が湧く
  2. 妻が話し始めると「早く終わらないか」と思う
  3. 職場や外出先のほうが「自分の居場所」だと感じる

採点より大事な「どの群に付いたか」

合計点で「あなたは倦怠期度70%!」みたいな診断をよく見るが、当事者として言わせてもらうと、点数はあまり意味がない。意味があるのは分布です。

A・B群中心(C群が0〜1個)なら: 標準的な倦怠期

おめでとうございますと言うのも変だが、これは何年目の記事に書いた「仕様としての倦怠期」の範囲。会話の在庫切れと生活の固定化が原因で、構造をいじれば動く。具体策は会話がない記事と倦怠期記事に書いた通り。放置だけが悪手。

C群に2個以上付いたら: 倦怠期より深い

10〜12は「冷めている」ではなく「嫌悪・拒絶」の項目で、性質が違う。愛情のない夫婦の記事に書いた通り、無関心はセーフ、軽蔑はアウトというのが自分の線引きです。C群が多いなら、マンネリ解消テクの段階ではなく、関係全体をどうするかの検討段階(倦怠期と離婚の記事の5つの質問)に進んだほうがいい。

全群まんべんなく高得点なら: 妻側の画面も想像する

12項目の大半に付くなら、ほぼ確実に妻側にも同じようなリストで高得点が付いている。倦怠期は片方だけの現象ではないので。そして倦怠期と離婚の記事にも書いたが、「我慢しているのは自分だけ」とお互いが思っている夫婦は、実はまだ対称で、話し合いの余地が残っている。

参考: 3年前の自分の結果

公平を期して、リビング無音期(結婚6年目)の自分の答えを晒すと、A群5個、B群4個、C群1個(12番)の計10個だった。数だけ見れば重症だが、C群がほぼ無かったので、構造の立て直しで動いた。今やると4個(2、6、7、8)。ゼロにはならないし、ゼロを目指すのもやめた。

このチェックで一番怖いのは高得点ではなく、付けた結果を見て、何もしないでタブを閉じることです。1年前の自分に届くなら、そう言いたい。